〔083〕紅 山 (184m)

2005年12月03日


16分程で ”紅山”(184m)に着く。
遠く小野市街、加古川市街、近くには権現ダム、鴨池が望めた。
”紅山”から直ぐ隣りの小野アルプス最高峰、 ”惣山”を見る。
最高峰の標高が200m、なんと情けないアルプスか。
縦走路途中より ”権現ダム湖”を見る。
兵庫100山に戻る

兵庫県小野市、加古川市
運動不足解消にどこかの山に登ろうかと加古川附近を車で走っていると前方に紅山の岩峰が見えた。今日は小野アルプスを歩こうと思い立つ。
小野アルプスの存在は昔から知っていたが、散歩がてらに紅山に登ったことがあり、その標高の低さにそれ以後は行くことはなかった。

小野アルプスはどこからどこまでなのか、登山口はどこにあるのか知らないので中間地点と思われる紅山から登ることにした。
鴨池から女池に入ったところに車を止め、勝手知ったる(殆んど忘れているが)散策道を紅山目指して歩く。
”きすみの見晴らしの森”のきすみとはこの一帯を
来住(きすみ)山地ということから来ているようだ。
”女池”から ”岩倉峠”までは傾斜のない散策道が続く。
今回は ”岩倉峠”からの岩峰登りではなく、
北斜面から ”紅山”に登る。

”紅山”への南コースである一枚岩盤。
”高御位山”の ”百間岩”によく似ている。

”紅山”の山頂から ”権現ダム湖”を見る。

縦走路を少し東に進んだ地点から振り返った紅山(左)と惣山(右)。
紅山からは釣り尾根の様な岩盤が連なる。 これが南面の登山道になっている。

小野アルプス
  標高の低さから半分バカにしていた小野アルプスであるが、紅山、惣山からの展望はすばらしい。
縦走路は今回、東半分しか歩いていないが、縦走路に入ってしまうと展望は利かず、淡々と登り下りを繰り返すだけになってしまう。楽なトレーニングと考えると価値はあるか。
次回は縦走路西半分を歩きたい
  東半分だけでは小野アルプスを語る資格はないので、次回は惣山から縦走して西側の登山口を見つけたい。(地図を見れば書いてあるかも)
今年歩いた偽アルプス
日本アルプスも所詮は偽アルプスであるが、今年は兵庫近郊のアルプス名を謳った低山を多く歩いた。和気アルプス:岡山の山、低山であるがアルプス感は一番あり体力も必要。一押しの山。
播磨アルプス:瀬戸内の小島を望む展望の良さはピカイチ。楽しい縦走が出来る。
須磨アルプス:景観はすごいが、距離が短くほんの少しの区間だけ。
多紀アルプス:アルプス感は一部の尾根にあるのみ。
加美アルプス:どこがアルプス?で終わってしまう、期待しないで行くべし。
今回は小野アルプス縦走路の東半分を歩いただけ。 クリックで拡大します。
クリックで拡大します。
加古川市と小野市に渡って連なる
12の峰が小野アルプスです。
縦走中は小さなピークが3ヶ所あり、登り下りを繰り返す。
写真は ”岩山”(164m)、全縦走すると12のピークがあるらしい。
縦走途中より ”鴨池”を見る。 縦走を止めて ”鴨池”側に
降りる道を探したが見つからなかった。
1時間後、県道118号線の登山口に降りる。 この道は過去何度も通っているが登山口には気付かなかった。 これで東側の登山口を見付けることが出来た。
県道を歩いて車へ戻る途中で ”鴨池”に寄ってみる。 ”鴨池”の名の通り沢山のカモが戯れていた。 コハクチョウも居たがカメラの届く距離ではなかった。 愛らしいカモをずーっと眺めていたい気分になる。
県道を20分歩いて駐車場に帰り着くが、歩き足りないので西側の
小野アルプス最高峰、”惣山”に登ってみる。(写真中央ピーク)
道を間違え遠回りしてしまったが、34分で”惣山”(200m)に着く。
”惣山”も紅山同様展望が良い。 写真は数時間前には山頂に立っていた”紅山”を見る。 ”惣山”は”そうやま”と読むんだろうか?
”岩倉峠”より見た ”紅山”は急登ではあるが短時間で登れてしまう。 散策道周辺は落葉がハラハラと落ち雰囲気は最高。
小野アルプス
べにやま
兵庫100山』   小野アルプスは誇張であり、どこからもアルプス感は感じられない。